か生真面目そ


か生真面目そ



「失礼、募集を見てきたのだが、盾もPretty Renew 冷靜期回復もこなせる人材はいかがか?」

 なんか生真面目そうだ。

「ええ、構いません。それで補水は俺は一旦募集要項を剥がしてきますので、かけてお待ちください」

「了解した」



「それでは自己紹介をお願いします」

「エディン王国で聖騎士見習いをしていたフランシスと言う。現在は武者修行中だ。現在登録したばかりでFランクだが、足を引っ張らぬよう尽力しよう」

「俺の名前は雪人、こっちはシャーロットとリリウムです。武者修行中とのことですが、どの辺のランクまで上げることを想定していますか?」

「団長からは一人前になったら戻って来いと言われている。故にAランク、可能ならばSランクまで上げたい」

 あ、この人箱入りだ。多分貴族だけど平気でSランクとか言っちゃってるし。

「分かりました。では、特技などはありますか?」

「剣術と斧槍術を学んでいる。他には法術などの浄化や回復の魔法だな」

 魔法と法術は根本的には同じだが、魔力を捧げ樂觀的人る対象がこの世界の神になると言う点が違う。魔導士がどう頑張っても二流で終わるのはここが原因だ。

 おまけにこの法術、魔法を齧っているとその分だけリソースが割かれるのか、使いにくくなるのだ。だから基本神官や聖騎士、そして魔導士は住み分けが出来ている。そして神官と聖騎士も武器に刃物の所持が認められていないか認められているかくらいの違いでしかない。

「盾は使えますか?」

「もちろんだ。聖騎士が守れなければ話になるまい」

「分かりました。まず、体験期間と言う事で採用します。まずは軽くゴブリンやハウンドドッグなどでお互いの連携を確かめましょう」

「少々物足りぬが、確認は必要だな。了解した」

 こうしてオーク先輩に弱そうな女騎士、フランシスが体験入加した。



「まずはどの程度か実力を見せてもらいます。危なくなったら手を出しますので、誰かを守ることを想定して盾を装備してから戦ってください」

「分かった」

 そう言ってフランシスは背中に背負っていたハルバードと盾を取り出した。それだと機動力が落ちないか?

「では、探査」

 敵を探る。

「あっちの方向に丁度一匹居ます。やってみてください」

「任された」

 フランシスは鎧をガッチャガッチャと鳴らしながら、ハルバードを腰だめに構えて小走りで駆けて行った。うむ、あれだと奇襲は出来ないな。

 俺達もそれを追う。

「害獣が!死ねぇ!」

 槍捌きは見事なんだが、毛皮のことを全然考慮してないな。背骨からぐっちゃり潰している。

「はい、フランシスさん。討伐証を剥ぎ取ってギルドで換金するまでは気を抜いてはいけません。回収してください」

「分かった」

「それとフランシスさん。俺も最初の頃はそうだったんですが、過剰な攻撃で毛皮をダメにしています。急所に一撃が理想です」

「・・・・・・分かった」「失礼、募集を見てきたのだが、盾も回復もこなせる人材はいかがか?」

 なんか生真面目そうだ。

「ええ、構いません。それでは俺は一旦募集要項を剥がしてきますので、かけてお待ちください」

「了解した」



「それでは自己紹介をお願いします」

「エディン王国で聖騎士見習いをしていたフランシスと言う。現在は武者修行中だ。現在登録したばかりでFランクだが、足を引っ張らぬよう尽力しよう」

「俺の名前は雪人、こっちはシャーロットとリリウムです。武者修行中とのことですが、どの辺のランクまで上げることを想定していますか?」

「団長からは一人前になったら戻って来いと言われている。故にAランク、可能ならばSランクまで上げたい」

 あ、この人箱入りだ。多分貴族だけど平気でSランクとか言っちゃってるし。

「分かりました。では、特技などはありますか?」

「剣術と斧槍術を学んでいる。他には法術などの浄化や回復の魔法だな」

 魔法と法術は根本的には同じだが、魔力を捧げる対象がこの世界の神になると言う点が違う。魔導士がどう頑張っても二流で終わるのはここが原因だ。

 おまけにこの法術、魔法を齧っているとその分だけリソースが割かれるのか、使いにくくなるのだ。だから基本神官や聖騎士、そして魔導士は住み分けが出来ている。そして神官と聖騎士も武器に刃物の所持が認められていないか認められているかくらいの違いでしかない。

「盾は使えますか?」

「もちろんだ。聖騎士が守れなければ話になるまい」

「分かりました。まず、体験期間と言う事で採用します。まずは軽くゴブリンやハウンドドッグなどでお互いの連携を確かめましょう」

「少々物足りぬが、確認は必要だな。了解した」

 こうしてオーク先輩に弱そうな女騎士、フランシスが体験入加した。



「まずはどの程度か実力を見せてもらいます。危なくなったら手を出しますので、誰かを守ることを想定して盾を装備してから戦ってください」

「分かった」

 そう言ってフランシスは背中に背負っていたハルバードと盾を取り出した。それだと機動力が落ちないか?

「では、探査」

 敵を探る。

「あっちの方向に丁度一匹居ます。やってみてください」

「任された」

 フランシスは鎧をガッチャガッチャと鳴らしながら、ハルバードを腰だめに構えて小走りで駆けて行った。うむ、あれだと奇襲は出来ないな。

 俺達もそれを追う。

「害獣が!死ねぇ!」

 槍捌きは見事なんだが、毛皮のことを全然考慮してないな。背骨からぐっちゃり潰している。

「はい、フランシスさん。討伐証を剥ぎ取ってギルドで換金するまでは気を抜いてはいけません。回収してください」

「分かった」

「それとフランシスさん。俺も最初の頃はそうだったんですが、過剰な攻撃で毛皮をダメにしています。急所に一撃が理想です」

「・・・・・・分かった」



Posted by wushueri at 11:34│Comments(0)
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